ビットコイン・仮想通貨投資のやめどき
この答えは人によって違います。
そこでやめどき・売り時について考察
Contents
短期で見るならバブルの頂点で売るのが理想
短期中期で投資をする場合
それならバブルの頂点で売るのが一番です。
なぜならビットコイン・仮想通貨では90%超えの大暴落は当たり前で、短期で稼ぎたいなら天井で売っておかないと大変なことになるから。
例えば2017年のバブルが分かりやすいです。
↓ 2017年~2018年のビットコインチャート

2017年の最安値は約8万円、最高値は年末につけた233万円でした。たった1年で30倍近くになってます。あの時は2021年と違って個人投資家が多かったです。
運よく2017年初めに10万円だけでもビットコインを買っておけば、年末には300万円になるイージーゲーム。億り人って言葉もありました。
でも売り時を間違えると悲惨。
2017年に最高値の233万円を付けたあとはCC事件もあってバブル崩壊し、2018年末には35万円くらいになったんですよね。ヤバい
これも運悪く2017年末に1ビットコインだけ買って、そのまま上がると思い続けて2018年まで持ち続けたら悲惨なことになります。そして耐えきれなくなって狼狽売り
もし短期でビットコイン・仮想通貨投資するならチャート分析力も必要だし、どこで潮目が変わったのか見極める能力も必要ですね。
自分には難しいので短期では投資してません。
長期目線ならガチホし続ければいいと思う
自分が常々思ってること
「仮想通貨は基本はガチホでいい」
その理由にはいくつかあります。
1.ビットコインはS2Fモデルに適合してるから
価格予想にS2Fモデルがあります。
S2F = stock / flow = 現在総供給量 / 新規供給量
なんか難しそうですがビットコインなら現在供給量は市場にある全ての枚数、新規供給量はマイニングによるマイナー報酬ということになります。
たとえば貴金属のSFは次の通り
総供給量 | 新規供給量 | S2F | |
ゴールド(金) | 19万トン | 3000トン | 62 |
シルバー(銀) | 55万トン | 25000トン | 22 |
プラチナ | 86トン | 229トン | 0.4 |
面白いのはプラチナは白金と呼ばれているのにSF値はゴールドに遠く及びません。これはプラチナは実需的な用途で使われるため、価格が上がってもすぐ供給量が増えるからですね
完全に理解してないけど多分そういう感じ
そしてビットコインのSF値はこうなります。
総供給量 | 新規供給量 | S2F | |
ビットコイン | 1870万枚 | 35万枚 | 52 |
金には及ばないものかなり肉薄してます。しかも4年の半減期が来るたびにSF値は上がるのが保証されてます。(マイナー報酬は4年ごとに半分になる)
下はビットコインのSFをグラフ化したツイート
横軸は2011年からの時間、縦軸はログスケールでの価格。ビットコインは指数関数的に伸びてるからログスケールである必要があります。
上のグラフが何を表すかというと、
- 白い線 : ビットコインのSF値
- カラフルなドット : 実際の価格。
価格は日々乱高下を繰り返してるものの、おおよそSF値が上がるたびに上がってるのが分かるはず。2021年のターゲット価格は10万ドル~100万ドルくらいです。
このS2Fモデルが長期保有に楽観できる理由
もちろんバブルは毎回崩壊してるから右肩上がりじゃないです。90%の暴落を乗り越えた先に100万ドルの世界があると考えるとワクワクしますね ☆
2.ビットコインの価値に気付く人が増えてるから
あと価格はある要素にも左右されます。
それがメカトーフの法則というもの
↓ 詳しい説明はWikiを見て
メトカーフの法則(メトカーフのほうそく、英: Metcalfe’s law)は、通信ネットワークに関する法則で「ネットワーク通信の価値は、接続されているシステムのユーザ数の二乗(n2)に比例する」という。メトカルフェの法則とも呼ばれている。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%83%88%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%95%E3%81%AE%E6%B3%95%E5%89%87
これも難しそうですが、例が考えると理解できます。
例えばビットコインの価値を信じてる人が2人しかいないと、世界的にはビットコインはほぼ無価値です。なぜなら誰も使ってないから
でもビットコインを数千万人、数億人が使うようになればネットワーク効果はもっと大きくなります。そうなるとビットコインの価値がもっと強固なものに
ビットコ否定派は「ビットコインは子供銀行券」とか言いますが、政府の発行する法定通貨も政府に信用がなくなれば子供銀行券以下になります。
日本人が「おやつの予算は300円まで」「1万円で一人焼肉食べよう」とか日常的に話すのは、日本円の価値を誰もが信じてるからです。
3.政府を信じていない人が一定数いるから
世の中には不安定な国がたくさんあります。
- 共産主義色の強いあの国とか、
- 政府が間違ったことばかりする国とか、
- 軍事政権が国を支配してる国とか、
そういった国では法定通貨よりビットコインに魅力を感じる人が多いみたいです。日本だと円を信じてる人が多いので、実感はわきにくいですね。
でも中央集権は命令1つで国民の財産を奪ったりできます。
例えば戦前の日本だったり、21世紀ならキプロスとかがいい例かもしれません。何のことか分からない人は「預金封鎖」とかで調べてください。
私自身は日本政府は好きだし、有能だと思ってます。でも日本銀行の発行する通貨は別です。また預金封鎖のようなことが起きないとも言い切れません(現政府だと可能性は0に近いが・・・)
日本はいい国だし政府も信用できます。
でもビットコイン投資してるのは国がおかしくなった時のリスクヘッジ。もちろん儲けたい気持ちもあるけど、資産を守る意味でもビットコイン投資は価値があります。
弱小アルト・草コインは短期保有で遊ぶべき
ここまでの話はビットコイン・主要アルトに限ります。
自分は草コインは次の目的でしか投機してません。
- お小遣い稼ぎをするため
- BTC買い増し資金を作るため
- ギャンブル的熱狂を楽しむため
ビットコイン・主要アルト(イーサリアムとか)はガチホでも問題ないです。でも草コインは一度暴落したら戻ってくる保証はありません。
草コインは奈落に落ちたら二度と帰ってこない
例えばその昔 BitZeny ってのがありました。
自分も投機してて4万円くらいで買ったのが数か月で100万円ほどに。その時に売っておけば良かったけど、初心者だったのでできなったです。
↓ BitZenyの今までのチャート

冗談みたいなチャートでしょ?
現在2021年はアルトバブル再来と言われてますが、BitZeny君は微動だにしてません。自分のウォレットに残った4万ZNYは永遠に塩漬けです。
だから草コインでガチホは絶対にダメ
ビットコインのガチホは半永久的に続けたい
ということで僕はビットコインだけはガチホし続けます。
↓ この記事で0.01BTC大金持ち説を検証中
投資で儲けるには一貫性が大事だと思うですよね。
ビットコインはS2Fモデルで希少価値が高まっていくのは確実だし、小銭稼ぎでビットコイン投資をするつもりはありません。
そのほかの草コイン・弱小アルトは基本無視。Dogeコインがいくら値上がりしたとしても、どうでもいいことです。
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